【仮面の告白】わたしのヰタ・セクスアリス

ヰタ・セクスアリス

「ヰタ」の読みは「ウィタ」*1

1909年に発表された森鴎外の小説で、題名の『ヰタ・セクスアリス』はラテン語のvita sexualisuから。

意味は性欲的生活。

参考:Wikipedia 『ヰタ・セクスアリス』

 

今回は明治の文豪・森鴎外に倣(なら)って、わたしの性欲的生活を書いてみる。

気になる女子のリコーダーをコッソリ舐めたり、机の角に股間を押し付けたりといった押見修造的趣向よりも更にドクズで救いようのない話。

洗面器を用意してから読んでくれたまへ。

 

とは言っても、小心者の私だ。

ささやかな「保険」を掛けさせてほしい。

 

昔、『迷走王 ボーダー*2*3』の中で蜂須賀は言った。

「もしも、で語り始めろ」と。

f:id:elite7:20181006153830j:plain

 

その意味とは、「もしも」の後に続く内容があまりにも聞くに堪えがたいものだった時には「今のは冗談さ、もしもの話さ」で無かったことにするというもの。

f:id:elite7:20181007042545j:plain

 

それに倣って私も「もしも」で始める。

 

もしも、中学1年生の頃に女子トイレの探検に誘われたら?

もしも、性に目覚め始めたばかりの中学1年生の頃に、ダウンタウンの浜田に似た悪友*4から「女子トイレ、探検せえへんか?」と誘われたら、アナタならどうするだろうか?

私なら、一瞬のためらいを見せながらもこう返事する。

「う、うん。まあ浜ちゃんが言うんやったらしゃーないから、つきあってもエエで」と。*5

 

 私と浜田は放課後連れだって人気(ひとけ)が1番少ない東門の横にあるトイレに行った。

周囲に人が居ないのを見計らって、ゴキブリの如く素早く女子トイレに入る2人。

私たちは1番奥の個室へ入るとサッとドアを閉め、息を殺しつつ顔を見合わせたのを憶えている。

何か悪いことでもしているかのようなドキドキした快感。

いや、まあ実際悪いことなんだが・・・。

 

私と浜田は個室の中で女性の聖域ともいうべき入れ物をまさぐった。

中学1年ともなればそれなりに知識はあったが、現物を見るのは初めてだ。

浜田のバカは「それ」を手に取ってまじまじと眺めていたかと思うと臭いを嗅ぎだしたではないか!

さすがの私も呆れたが、奴の「エリトも、どや?」の誘いについ乗ってしまったのが良くなかった。

 

吐きそうなぐらいの悪臭

私は「ううっ・・・」と低い声を発して鼻をそむけた。

その部分を「秘部」だとか「花園」だとか表現することが多いが、そんな上品な妄想など一瞬で吹き飛ぶような臭いだった。

ヘモグロビンと腐ったアンモニアの混じった何とも言えない臭い。

ああいうのを「筆舌に尽くしがたい」と言うのだろう。

 

その後は2人ともコッソリと女子トイレから出て、何食わぬ顔で下校した。

あ、言い忘れたが浜田の阿呆は「戦利品」を持ち帰っていた。どこまでド変態なんだよ。

イイ子ちゃんぶるわけではないが、私はあの悪臭を嗅いだ時点ですべてが嫌になってしまい戦利品どころではなかったのだが。

つくづく浜田には呆れたものだ。

 

私はこの一件以来、どうも血を見るだけで気分が悪くなり、時には胸がムカムカして吐き気をもよおす変な癖がついてしまった。

中学1年生の私とっては、よほどショッキングだったのだろう、あの臭いは。

 

余談だが、浜田のバカヤローは後日別の友人を誘って再び「探検」に出かけたのだが、その時には運悪く先生に見つかってしまい職員室で相当怒られたようだ。*6

もちろんその次の日には私も呼び出されて怒られた。

浜田が私のことも先生にしゃべったからだ。

私は注釈5で用意していた逃げ口上を打ったのだが、そんなもん先生たちには通用しなかった。

なにせ一緒にヘモグロビンとアンモニアの混合臭を嗅いだ変態仲間なのだから。

 

この一件は誰にも話さず墓場まで持って入ろうと思っていたのだが、このブログでは全てを正直に脚色なく綴った。

アナタを始めとする読者諸兄への、私なりの誠意の証しだ。

 

もしも、バイト先の塾で自分好みのJK3のミニスカから見える太ももと夏服の透けブラに欲情してしまい休憩時間にトイレで気持ちを静めようと考えたとしたら?

 これはまだ私が塾講師のバイトをしていた頃の話として聞いてもらいたい。

と、思ったんだがさすがにこれは人としての品位が疑われるだろうから止めておく。

申し訳ないがお蔵入りだ。*7

 

もしも、高校2年生の水泳の時間に女子の着替えが見たくなってこっそり更衣室の掃除道具入れの中に忍び込んだとしたら?

いや、悪いがこの話もやはり無理だ。

とてもじゃないが人様に打ち明けるまでの勇気がない。

勘弁してほしい。

所詮、私は勇気のない小物だ。

自分をさらけ出すなんてことは出来ない。

 

そろそろ夜も終わりが近づいて来たようだ。

カーテンの隙間から薄っすらと朝陽が差し込んでいる。

頃合いもいいので、ここらでお開きにしたい。*8

では・・・。真の変態仮面より*9

 

*1:ヰは昔のカタカナで「イ」もしくは「ウィ」と発音する。ex)ニッカウヰスキー

*2:1980年代の後半、日本がバブルの余韻に浮かれまくっていた陰でコッソリと流行った反資本主義的な漫画。原作:狩撫麻礼、画:たなか亜希夫

*3:後々1991年に続編が作られたが完全に失敗作だった。

*4:コイツは本当にどうしようもないバカで中3になっても分数の足し算・引き算ができなかった。高校は1年で中退して暴走族に入り保護観付きの青春時代を過ごした。好きなアイドルは菊池桃子。父親は某広域暴力団in神戸の組員。

*5:あくまでも主犯は浜田であり、自分は従犯、ややもすればムリヤリつきあわされた被害者であるという逃げ道を想定してのセリフである。

*6:後々わかったんだが、浜田はそれまでにもいろいろな友人を誘っては探検をしていたらしい。

*7:塾や学校の先生の中には教え子に手を出すことを何とも思ってない連中がワンサカ居る。私はオカズにこそすれ手を出すことはしなかったが、それは私が誠実だからではなく小心だからである。ま、そんなチャンスも無かったが。

*8:7月に塾をクビになってからは昼夜逆転生活になっているんだが、私にはこの方が合っているようだ。そして自分の本性がどうしようもないkzであることも分かってきた。実家でお気楽な無職ニートを満喫している自分にまったく罪悪感が湧かない。真正のkzとはまさしく私のことだな。もういいよ、認めるよ。みんな、これからはgmkzとして扱ってくれ。

*9:鈴木亮平主演の「HK/変態仮面」という映画があるが、私に言わせればあんなもの変態とは言えない。児戯にも劣る。