能ある鷹(←私のことである)が隠している爪を見抜いた仲間女史を食事に誘う計画を立てる

今日から高校生のテスト対策が始まった。

日曜だというのに生徒も講師も忙しそうだった。

私は今日の担当コマはなかったのだが、ボランティアの質問受けに午後から出て行った。

もちろん目当ては仲間女史だ。

 

午後の2時過ぎに塾へ出勤すると既に彼女は来ており、数名の高校生たちと談笑をしていた。

 

おそらく休憩なのだろう。

生徒相手に談笑する姿も凛々しくてサマになっていた仲間女史。

 

 

私が講師控室へ行こうと彼女たちの横を通った際に軽く会釈をして来たので私もそれに軽い会釈で返した。

こういうところが彼女の気の利く上品な性格を表しているではないか。

私の方から挨拶しても気付きもしない下品なバカ女子大生講師どもとは大違いだ。

 

やはり彼女は私の見立て通りノーブルな女性なのだ。

と同時に、聡明でもある。

普段表には出さない私の屹立とした内面を見抜いてのことに違いない。

 

以前から薄々感じていた通り、彼女は私に対して何か思うところがあるのだ。

少なくともマイナスの感情ではないと思う。

浮ついた大学生バイトや私利私欲でしか動かない事務長や室長のいる職場にあって、そういった連中とは一線を画している私に対して、ある種のリスペクトにも似た感情を抱いているのではないか。

彼女の聡明さが私という人間の隠された爪の部分をまるっと見抜いていても不思議ではない。

そうであるならば彼女の眼力には脱帽だ。

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今日は彼女と特に接触したわけではなかったが、同じ空間で一緒に時を過ごせたことが満足だった。

幸い夕方までは、講師は私と仲間女史の他には2名しかおらず、講師控室ではたびたび彼女と2人きりにもなれた。

 

だからといって何か親しげな会話をしたわけでもなかったが、同じ部屋の中で「2人きり」というのが恍惚だった。

 

そこで、私はある名案を思い付いたのだ。

テスト週間を利用しての告白の舞台に講師の控室が使えるのではないか、と。

時間をうまく見計らえば、今日のように仲間女史と2人きりの状態が作れるはずだ。

その時に食事にでも誘えばスマートではないだろうか。

 

よしさっそく、セリフを考えて台本を作ろう。

 

実際に交わされるであろう仲間女史との会話をいくつかのパターンに分類しておき、それぞれに合わせたセリフ運びを用意しておかねばなるまい。

そしてデートに誘う店探しも、だ。

こりゃ、忙しくなるぞ。笑

 

 

※鍵英之氏といえば、私の年代でのカリスマナンパ師であり、今の恋愛工学うんぬんの元祖的な存在である。女性心理を巧みに操った会話術などは秀逸である。一読の価値アリ。