『迷走王ボーダー|原作:狩撫麻礼』に学んだ大学時代。大学はサラリーマンになるための就職予備校にすぎぬ

中学や高校と違って大学はリベラルな場所だと思っていたが、それは大間違いだった。

高校生までは教師たちが生徒を管理していたのが、大学になったら教師の締め付けがなくなる代わりに、世間のルールとかいうわけのわからないものが取って代わるだけだ。

 

先の記事に書いたチビ先輩の事件にも表れているように、大学とはサラリーマンになるための予備校みたいなところだ。

先輩・後輩という縦の関係を重視し、組織の統制を図りやすくするための思考回路を植え付けていく。*1

まったくバカバカしい。

バカバカしいとは思うのだが、現実にはそのバカバカしい暗黙の了解が呑めないと世の中では生きて行けない。

 

理不尽極まりないのがこの世なのだ。

 

私が大学で学んだのは、それだけだった。

 

チビ先輩の一件から周囲の同級生たちが私のことを敬遠するようになったのも、「コイツと関わって自分までが先輩に睨まれたら嫌だ」との判断(計算)からだろう。

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 まるで上役の顔色を伺う平社員と同じだ。

情けない。

まるでコマネズミのようにせせこましく、小さな人間ではないか。

 

だが、現実には『せせこましく、小さな』彼らの方が年収も多く、結婚して幸せな家庭を築いており、私はただの社会不適合者なのだ。

正しき者が報われるとは限らないのはキリストの時代からの世の常とわかってはいるが、なんとも度し難い不条理であることよ。

 

話は変わるが、大学時代に非常に感銘を受けた漫画に『迷走王 ボーダー』というのがある。*2

つい先だってお亡くなりになった原作者の狩撫麻礼(かりぶまれい)氏は、20代の私が私淑していた人物の一人。

漫画を通して男の生き様というものを教えてもらった。

 

孤独だった大学時代、私を励ましてくれた唯一の親友がこの『迷走王 ボーダー』だ。

今でも年に数回、読み返しては青春時代を懐かしんでいる。*3

良い作品である。

*1:就活で体育会系の学生が有利なのはこういうこと。企業が望むのは優秀な学生ではなく、バカでもいいから従順な学生だ。

*2:たかが漫画とバカにするなかれ。中にはそこら辺の自己啓発書よりずっと上質な作品だってあるのだ。

*3:年に数回読み返す漫画はこの他にもあるんだが、それらについてはまた別記事でやる。中でも『野望の王国』は人生哲学漫画の頂点と言っても良かろう。