心の支えになっていた白石麻衣に似た女子生徒の存在(+齋藤飛鳥)in 乃木坂46

高校に入ると落ちこぼれてしまった話はしたと思う。

中学時代には学年首位のポジションにいた自分にとっては耐え難い現実だった。

しかもそれに加えて、異性への意識という思春期特有の事情が絡まって、より一層私の心は傷ついた。

 

実は高校2年で一緒のクラスになった女子生徒に自分好みの女子がいた。

彼女はクラスはもちろん学年でも噂になっていたほどの美人で、今で言えば乃木坂46白石麻衣に似た透明感のある美人だった。

 

凛とした声に聡明な顔立ち。

女子にしては珍しく理系クラスで、周りの話を聞くにどうやら薬学部志望のようだった。

(私の通っていた高校は2年に上がる際に理系と文系にクラス分けがあった。もちろん私も理系クラスにした。)

 

私は白石(便宜上、彼女のことを白石とする)に好意を抱いていたが、彼女は私のことなど気にも留めていなかったろう。

同じクラスとはいえ、まともに喋ったことなどないのだから。

美人で性格も良くて、だれかれにも分け隔てすることなく笑顔で接する彼女にクラスの男子どもは釘付けになっていたと思う。

 

陰キャの私とは正反対の、まさに太陽のような眩しい存在。

 

私はそんな彼女を教室の隅から盗み見しているだけで十分満足だったし、また気安く話しかけるべきではないと思っていた。

 

高校で落ちこぼれてしまった私にとって、学校生活というものは砂漠で砂を噛むようなものだったが、彼女という存在が心のオアシスとなって私を支えてくれていた。

そんな神聖な存在である白石に対して気安く接するなんて失礼だと考えていたからだ。

 

そんな彼女が誰かと交際しているという噂は聞いたことがなかったし、おそらく彼女は男子との交遊はもっていなかったと思う。いや、そう信じていた。

2年生が終るまでは。

 

 

 

※余談だが、乃木坂ではあしゅ(齋藤飛鳥)がイチオシだ。